以前の健康コラムで水を飲むことによる血栓予防や脳梗塞の予防には、効果ないとお伝えしました。
しかし、真冬に限ってはほんの少し水分を取ることを意識してみて下さい。
くれぐれもとり過ぎにはご注意を!
空気が乾燥するこの季節。体は水分不足の状態に陥っています。
冬は夏場と違い体の『水分が足りなくなっても水を飲みたいという気』が起こらないのだそうです。
そのため、「体の乾き」には無頓着。
でも、60~70%が水分だといわれている人間の体内の水分量が不足すると、倦怠感などの影響が出始めます。

他にも、体が乾いてくると起こるのが「頻尿」と「むくみ」。
体の水分量が少ないため尿の成分が濃くなり、頻繁に尿意が起こります。
だからといって水分を控えてしまうと…「むくみ」を併発してしまいます。
この時期のむくみは、少ない水分を惜しんで体内に溜め込もうとするために起こるのです。
さらに、体が乾いていると冷えに弱くなるのをご存知でしょうか?
同じように寒い思いをしても冷えの影響を余分に受けてしまうのだとか。
体が潤っているほど寒さに対して強くなるのです。
体内からしっかり潤して、健康的でみずみずしい冬を過ごしましょう。