腸管の役割
1. 食物の消化
2. 小さい食物粒子を吸収し、エネルギーに変える
3. ビタミンおよびミネラルなどの栄養素を吸収し、タンパク質と結合させて腸管から血液中に運ばせる
4. 体内の化学物質の解毒を行う
5. 免疫グロブリン、または、抗体が感染に対して働く最初の防衛ライン
腸粘膜は、人間が生きていくための栄養素とエネルギー源の入り口です。
化学物質への感受性増大、線維性筋肉痛、および食物アレルギーの増加は、このLGSによって引き起こされる場合が少なくありません。
いったん、腸管壁が炎症、もしくは損傷して穴が開いた状態になると、腸管系の吸収機能に障害をきたします。
この穴は、容易に大きい分子の食物を体内に吸収させることとなり、この食物分子はアレルゲンとなり、食物アレルギーの原因になります。
この穴は、容易に大きい分子の食物を体内に吸収させることとなり、この食物分子はアレルゲンとなり、食物アレルギーの原因になります。
腸管壁を物が通過し吸収し易くなるのでLGSはいいことではないですか?
腸管壁が炎症を起してLGSになった場合、ミネラルやビタミンを血中に運ぶためのたんぱく質にもダメージがおこり、結果として、ミネラル、及び、ビタミン欠乏症を来すことになります。
1 . 腸管に炎症が起こると
2 LGSによって開いた穴から、大きい食物分子が吸収された場合、異物反応としての抗体が産生され新たな症状が発症します。
3血液中に運ぶタンパク質も損傷を受け栄養素欠乏状態が起こります。
4マグネシウム欠乏に引き起こされた筋痙攣、または、銅欠乏によって、血中の高コレステロール状態を引き起こします。
5化学物質や汚染物質が体内に侵入し、これらの物質に対する「過敏症状」が発症します.もうひとつの解毒組織である肝臓に負担がかかり過ぎて、十分な解毒が行われなくなります。
6バクテリア、および、真菌類は、容易に体内に侵入しやすくなり、感染の機会が増えること にもなります。
7 最も悪い症状は、抗体の形成です。LGSによって、血中に入ってきた食物や汚染化学物質などの異物に対する抗体が作られます。
抗体がそれらの異物に作用すると同時に、これらの抗体は我々の組織に作用を及ぼします。この体内反応が、
自己免疫疾患の大きな原因になっていると思われます。
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